2010年1月30日刊行 好評発売中!
Paris発踊れる身体 
有科メソードによるダンスの実践と指導

著:有科珠々 新水社 定価:2940円(税込み)
ISBN  978-4-88385-124-9
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フランスに移住して15年になるコレオグラファーの有科珠々がその教育メソードを公開したもの、それが「paris発踊れる身体」である。この225ページの教則本には、身体をコントロールし、ダンスを構築していく方法が、110点におよぶ図と38点の写真とともに、具体的かつ懇切丁寧に書かれている。
正座やお辞儀の仕方、呼吸法、胎児、獣,螺旋形のエチュード、木偶(でく)人形、声や言葉を使ったエクササイズ,解離運動、即興や作舞のテクニック、リラクゼイション、…
これらは、彼女のパリでのクラスで実際に行われているメソードであり、本書には、現場での20年以上にわたる生きた教授経験の精髄が惜し気もなく注ぎ込まれている。
 
 
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2013年3月、ラマタン社より仏訳版が全仏語圏の国々で発売。

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2015年7月21日、英語版が全英、全米で発売。
 
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 Cover Design : Yasuyuki Okusada
Photo Recto : KOS-CREA
photo Verso : Jean Claude FLACCOMIO

書籍購入方法 (2010年1月30日発売)

日本語を読解する世界中の人々へ
Internet 新水社  http://www.shinsui.co.jp/result.php?param9=0&param8=3
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TEL: +33-1-42 60 89 12, FAX: +33-1-49 27 04 84
Mon-Sat 10:00 - 19:00

注:文字化けを防ぐ為、このページの仏語にはアクセントをつけていません。

workshop,classのpage日本語版

有科メソード
 

からだの基礎を作り、様々な側面から即興や振り付け、舞台作りの可能性を探り、より深くより長く踊っていくことによって、芸の高度な地点まで到達する為の具体的で明確な方法、それが有科メソードの骨子です。

1)自分の身体状態を知り、それを調整して機能を高める。
2)〈気〉のエネルギーを利用した動きを習得する。
3)他者との協力や調和を学ぶ。
4)想像力を高め、五感を鋭敏にして、身体表現力を豊かにする。
5)〈型〉を学び、型が生まれるまでの過程も研究する。
6)既成に無い新しい美や概念を発見する。
7)空間と時間を操る術(すべ)を学び、舞台作りに役立てる。

本書では基礎的な身体訓練に重点を置きましたが、次回作ではコレオグラフィの実践、装置や衣裳,演出の技術、スタッフや劇場、観客とのコミュニケーションも含めた、総合的な舞台作りついてお話ししたいと思います。

メソードの所有権について:
教育機関で有科メソードの使用を希望される方はこのページをご覧下さい。


有科珠々のエッセイ


TH叢書誌で『五感の記憶』シリーズを読もう!


2010年7月末発売 第43号 ー秘密のスクールデイズ〜学校というフェティッシュ
『五感の記憶』味覚/給食あれこれ

大野一雄追悼 『長距離ランナーの幸せな最期』

2011年1月末発売 第45号 ーメランコリックな身体〜痛々しくも美しきカラダの偏愛学
〈有用性を拒否した身体〜ダンスミニマリスト・森出について〉

2011年4月末発売 第46号 ーひそやかな愛玩具
〈フランス玩具の愉悦〉

2011年7月末発売 第47号 ー人間モドキー半分人間の解剖学
『五感の記憶』視覚/フランス洗濯事情

2011年10月末発売 第48号 ー食とエロス
『五感の記憶』味覚/牡蠣の愉悦

2012年1月末発売 第49号 ー「キソウ/キテレツ系〜エキセントリックな非日常的ワンダーランド」
〈フィリップ・シェエールによるパリでの舞踏関連プロジェクト〜どこへ往く、舞踏〉
 〈大野慶人インタビュー 精神の舞踏家・大野慶人、巴里に来る〉

2012年5月1日発売 第50号 ーオブジェとしてのカラダ〜トルソと手と脚と頭と…。
パリのポンピドゥー・センターでの日本の漫画展《プラネット・マンガ》
   ▽萩尾望都のワークショップと講演▽竹宮惠子インタビュー〜すべての垣根を越えられる
 

2012年7月30日発売 第51号ー 魔術的イマジネーション〜超自然への幻想
〈融通無碍なる舞踏家〜岩名雅記インタビュー〉

2012年10月30日発売 第52号ー コドモのココロ〜危ういイノセンス
〈ダンス・コンクールをめぐって 〉

2013年1月30日発売 第53号ー 「理想郷と地獄の空想学〜涅槃幻想の彼方へ」
〈岩下徹インタビュー〜即興は煩悩する自由 〉

2013年4月30日発売 TH No.54「病院という異空間」
〈ハコを埋める方法〉

2013年10月30日発売 TH No.56「男の徴(しるし)/女の徴(しるし)〜しるしの狭間から見えてくること」
〈踊る身体と写真〉

2014年1月30日発売 TH No.57「和風ルネサンス〜日本当世浮世絵巻」
〈伝統と現代性の狭間で〜フランスから見た日本〉

2014年4月30日発売 TH No.58「メルヘン〜愛らしさの裏側」
〈就寝時の音〉

2014年7月30日発売 TH No.59「ストレンジ・ペット〜奇妙なおともだち」
犬のしあわせと、犬のいるしあわせ

2014年10月30日発売 TH No.60「制服イズム〜禁断の美学」
ユニフォームをめぐって 〜埋没したい心理と突出したい心理〉

2015年発売 TH No.62「大正耽美〜激動の時代に花開いたもの」
遅筆を克服する〜書かずに死ねるか

2015年発売 TH No.63「少年美のメランコリア」
〈屋久島に生きる舞踏家、藤條虫丸インタビュー
   〜身体を巻き添えにしたひとつの生き方の方法論〉

2016年発売 TH No.65「食と酒のパラダイス」
〈日本とフランスを繋ぐ美味しい料理
   〜料理研究家、上田淳子インタビュー〉

2016年発売 TH No.66「サーカスと見世物のファンタジア」
〈フランスのサーカス
   〜貧乏サーカスからヌーヴォーシルクまで〉10ページ 9842字

2016年発売 TH No.67「異・耽美〜トラウマティック・ヴィジョンズ」
〈浄化に向かう両性具有的パンク舞踏
   〜舞踏家ケンマイインタビュー〉

 

版元直販:アトリエサード


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(2018年12月25日更新)

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